ウィンブルドン2012 7日目(7月2日)と8日目(7月3日)の結果。

7日目に予定されていた4回戦8試合のうち、5試合が雨のため8日目に順延となった。

7日目の結果

○[3]R・フェデラー 7-6(1),6-1,4-6,6-3 X・マリッセ×

途中背中の治療でメディカルタイムアウトを取り、痛み止めを飲んでのプレーだったが、何なく31歳マリッセの挑戦を退けた。
これでフェデラーはグランドスラム連続33大会ベスト8以上進出の大記録を達成。

第一セット序盤から腰に異常を抱えていたと言うフェデラーだったが、第7ゲームまでお互いキープキープの展開。
第7ゲーム終了時にフェデラーがコートを出てのメディカルタイムアウト。
第8ゲーム以降は全く強打できない状態だったが、それでもテクニックで第10ゲームまでお互いキープを続ける。
しかし、第11ゲームで遂にマリッセがブレーク。
ところがフェデラー、第12ゲームをブレークバックしてタイブレークへ。
第8ゲーム以降はマリッセやりにくかったんだろう。
勝負に徹し切れなかった感じもあり、フェデラーが簡単にタイブレークも取ってしまった。
雨による中断後の第ニセットも強打はできないが、テクニックでマリッセを翻弄。
マリッセのお付き合いプレーにも助けられ、簡単に2セットアップとする。
第三セットではマリッセが自分のプレーを取り戻し、第1ゲームをブレークすると、そのままキープを続けてセットを一つ取り返すことに成功。
しかしフェデラーの動きも戻りつつある。
第四セット出だしこそマリッセがブレークからキープして0-2とするものの、マリッセの運動量が落ちてくると共にフェデラーのショットに勢いが出てくる。
5ゲーム連取を含む5-3で迎えたSaving for the Match、立て続けにサービスエースをきめてマッチポイントを迎えると、最後もサービスエースで締めくくった。

ぶっちゃけ、相手がもっと非情な攻めをしてくれば、フェデラー危なかっただろう。
フェデラー本人は問題なと言っているが、次戦以降が心配だ。

○[1]N・ジョコビッチ 6-3,6-1,6-3 V・トロイツキ×
○M・ユーズニー 6-3,5-7,6-4,6-7(5),7-5 D・イストミン×

8日目の結果

天気が悪く、CSが全く受信できなかった(年に数回ある(汗))ため、WOWOW全く映らず #59132;
なのでホントの結果のみ。

○[4]A・マレー 7-5,6-2,6-3 [16]M・チリッチ×
○[7]D・フェレール 6-3,6-2,6-3 [9]J・M・デルポトロ×
○[5]J・ツォンガ 4-6,7-6(4),6-4,6-4 [10]M・フィッシュ×
[31]F・メイヤー 6-3,6-1,3-6,6-2 [18]R・ガスケ×
○[27]P・コーシュライバー 6-1,7-6(4),6-3 B・ベイカー×

 

これでベスト8が出揃った。
今日行なわれる準々決勝の組み合わせは以下の様になった。

 [1]N・ジョコビッチ vs [31]F・メイヤー
 [3]R・フェデラー vs M・ユーズニー
 [4]A・マレー vs [7]D・フェレール
 [5]J・ツォンガ vs [27]P・コーシュライバー

今日の最大の注目カードはマレー対フェレールだろう。
この2人のHead to Headは5勝5敗の五分。
だが、直近の2戦はフェレールが勝っており、前戦は全仏の準々決勝で当たっている。
最近の勢いから見てもフェレールが優勢だろうが、マレーが地元で意地を見せるかが焦点だろう。