世界の猫グッズ博物館は、本館とは別に、更なる天国があります。

それが、本館と道路を挟んだ反対側にある「猫2(にゃんにゃん)パラダイス」です。
本館の裏口でゴムのサンダルに履き替えて、スタッフさんの案内で「猫2パラダイス」に向かいます。

建物自体はプレハブの様な質素な作りです。
再度入り口で手を消毒し、室内に入ります。
ここもケージが所狭しと並べられていますが、自由に放されている子が沢山います!
ざっと見たところでも30匹以上はいたでしょうか。(ケージの中にも30匹くらいは...)

ス、スゲ~!
こんな沢山の猫、見たことありません。
大興奮です!!

室内用スリッパに履き替え、中に入るといきなり足元にスリスリしてくる子が。

スコの女の子、ふくちゃん。

自己主張はせずに控え目ながら、ついて来て、立ち止まると足にスリスリしてくれます。
撫でると気持ち良さそうな表情をしてくれます。
ただ、テリトリーがあるのか、ある程度離れるとついてきません。 


今日、一番歓迎してくれた「ふく」ちゃん、カワイイです。

取り敢えず、一通りみんにゃを見てから、ゆっくり遊ぼうと思っていました。
で、ざっと撮った写真を貼ってみます。

きれいな茶トラの子

仲の良いうし柄ちゃんコンビ

元野良猫のちいちゃん

だる~

人間うざっ!

ちょっと噛み癖のあるマンチカンのサスケ君

かまってると、おなかを上にして、じゃれて?きます。
オイラの手をつかまえて甘噛み(か?)します。
手足が短くてカワイイ~

テーブルの上で威張っているシンガプーラ、こころちゃん。
気が強そうです...

印象度No.1の黒猫ちゃん
この子も控えめに足元にすりすり。(他の子がいない時だけ)
骨と皮と毛だけでガリガリに痩せていたので(背中撫でるとすぐ背骨です。肉がありません...)、保護したばかりの子かと思ったら、何と19歳だそうです!

細い体で一生懸命すりすりしてくれました。
名前忘れちゃってゴメンね。
また来る時も元気でいてね...

リンクスポイントという毛色のハク君

ターキッシュバン(ハーフ)のムサシ君
すごくモフモフでキレイな子です。
ケージの柵にすりすりしながら行ったり来たり。
塩分が欲しいのか、指を一生懸命舐めてくれます(笑)


何でこんな綺麗で可愛い子が、ここにいるのか不思議です。

まだ一回りしていないに、ここでハプニングが発生!
お袋から早く来いという電話が...
時間を見ると既に14:00。
まだ残りのみんにゃの写真を撮って、その後でゆっくり遊ぼうと思っていたのに...

尚、こちらに居る猫ちゃんたちは、積極的な里親募集ではなく、ここを終の住まいとすることを前提にして、養い親を募集しています。

泣く泣く、ふくちゃんと黒猫ちゃんが見送ってくれる中を(本当か!?)本館の方に戻りました。

ふと気が付くと、汗で全身湿っていたため、自分が猫の様に毛だらけになっていました。

そしてざっとケージ内の猫ちゃんを見回し(玄関左手の文庫コーナー付近のケージの子たちは人慣れしておらず、シャーされまくりました...)、展示・グッズコーナーでお土産(自分への)を買いました。

  
    展示・グッズコーナ           にゃんこ文庫

そして、 スタッフの方とちょっと話をした後、14:30に泣く泣く猫博を後にしました。

印象的だったのは、スタッフさんの猫に対する愛情の深さと、動物を平気で捨てる人間の多さです。
猫の数は増えることはあっても、減ることは無いそうです。
いくら里子にもらわれて行っても、次から次に新しい子が入って来る(保護されて来たり、飼育放棄で猫博に夜の間に置いていかれたり)とのことです。
いったいどういう神経をした人間なんでしょうか?
話を聞いているだけで腹が立ってきます。
(少なくとも、猫ブログを書いている人や読んでいる人にはいないと思いますが...)
それでも3人のスタッフさん達は嫌な顔1つせず、骨身を削って猫ちゃん達の世話をしています。
ホント、頭が下がります。

このブログを見て下さった皆様には、里親は無理だとしても、一人でも多くの方に遊びに行ってもらいたいです。
入館料やグッズの売り上げが保護活動の資金になりますので。
まあ、難しいことは考えずに、ただ単に遊びに行きませんか?

自分が次回行く時には、支援物資を持って行って、全猫ちゃんと触れ合いたいと思っています。

長々と、駄文をお読み下さり、ありがとうございました。

尚、「世界の猫グッズ博物館」についての詳しいことはHPをご覧ください。