今朝、うしくんの調子が良くなさそうなので、緊急捕獲しました。
今は、にゃんズが掛かり付けの病院に入院しています。
何事もなければ、水曜日に帰ってくる予定です。
・事の経過
11月頭から、捕獲用のキャリーバッグを屋外に置いて、中にカリカリを置いてキャリーへの不安感を失くさせるように仕向けていました。
その甲斐あって、中でカリカリを食べる様になりましたが、どうしても尻尾をしまってくれないので、捕獲できないままでした。
こんな感じで、尻尾をさわっても引っ込めてくれません(振りかえって「うぜー」って睨まれます...)。
それと、先週の木曜(11月8日)からはうしくんハウスを使ってくれるようになり、朝、窓を開けると出てきて挨拶してくれるようになりました。
おはよう、うしくん。
おはよう_うしくん.mp4
そして朝ごはんを食べると、悠々とパトロールに出掛けて行き、晩ごはんを食べに戻って来ます。
その後はまた、どこかに出かけて行き、夜遅くにハウスに戻って来て寝ている様です。
彼は彼なりに生活をエンジョイしているのでしょう。(敵との戦いはありますが...)
なので、うしくんにとって家猫になることが幸せなのか、再度疑問に感じ始めてしまったこともあり、無理やり捕獲することは全く考えていませんでした。
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ところが今日の朝は、うしくんの様子が変でした。
いつもは窓を開けるとすぐに寄ってきてくれるのですが、今日はちょっと顔をのぞかせるとすぐにハウスに戻ってしまいました。
ご飯の用意をすると、今度はハウスから出てきて少しだけ食べると、ほとんど残したままハウスに引っ込んでしまいました。
外傷はありませんが、明らかに様子が変です。
そこで、急遽病院に連れて行くことにしました。
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捕獲ですが、最悪時に使用しようと思って購入しておいた「落ち葉ネット」(1m×1.2m)をハウスの入り口に掛け、ネットに強制的に入ってもらおうと思っていました。
ところが、嫁と一緒に玄関から庭に回ると、うしくんはハウスから出てきていました。
しかしいつも通りに撫でさせてくれたので、お尻をこっちに向けた所を見計らい、脇の下をつかんで持ち上げ、嫁の拡げているネットの中に放り込み、ネットの口を縛ってキャリーバッグに押し込みました。
(言葉で書くと簡単そうですが、実際は大暴れしてなかなかネットの底に入りません。やはり手首に切り傷ができてしまいました。)
キャリーバッグに入れて毛布で覆うと、鳴きも暴れもせず、大人しくしてくれていました。
しかし、毛布をめくった時の恨めしそうな視線と鳴き声は忘れることができません。
これでもう、うしくんとの関係は、やり直しができないところまで来てしまいました...
そして、車で10分ほどの動物病院に向かいます。
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動物病院は、当初はrissayさん(HPはこちら)にお聞きした(遠くの)地域猫協力病院に連れて行こうかと思っていましたが、家猫化トライの決心を固めましたので、今後の事も考えてにゃんズ掛かり付けの病院に連れて行くことにしました。
(ただ不安は、ワクチンを打った一週間後に去勢手術ということなので、次週にキャリーに入れられるかという点でした。)
病院に着いて30分ほど待っている間、捕獲器で連れてこられた「にゃおーんにゃおーん」鳴いている猫や「きゃんきゃん」言う犬もいましたが、うしくんは静かなままでした。
さて、診察室に入って、ネット入ったままのうしくんを診察台の上に出すと、流石に先生もビビリ気味でした...汗
しかし、たまに「にゃおーん」と鳴くくらいで大人しくしてくれていました。
本当にうしくんは良い子です!
当初の今日の予定は、健康診断・血液検査とワクチンでしたが、具合が悪いのかもしれないということと再度の捕獲の難しさを考慮して頂き、今日は抗生物質を打って入院し、大丈夫そうならば火曜日(13日)の夜に去勢手術して水曜日に帰宅し、ワクチンはそれ以降という方針にしてもらいました。
入院用のケージに入ってやっとネットから出られたうしくん、やはり大人しくしていますが、自分を見つめる不安そうな表情が未だに忘れられません。
注射の際もちょっと鳴いただけでした。
偉かったね、怖かっただろうに頑張ったね、うしくん。
尚、体重は5.2Kgで、推定年齢は2~3歳位だろうとのことです。
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今は、うしくんが無事に帰ってくることを祈るのみです。
そして、願わくはFeLV(猫白血病)とFIV(猫エイズ)が陰性でありますように...
そしてそして、できれば自分のことを嫌いになっていませんように...
しかし、うしくんに対して悪いことをしている訳ではないと思っていながら、何故か悔恨の念が消えません。
恐らくは、去勢&家猫化が人間が考えるには良いことでしょうが、当のうしくんにとって幸せなことなのか自信が持てないせいじゃないかと思います。
今回本当に、動物との関わりって、深く考えると難しいなぁと実感しました。(考え過ぎかも...)
しかし、うしくん家猫化への道のりはまだ、これからが本番です!
皆様方には、これからも暖かく見守って頂いて、アドバイス等頂ければ幸いです。
追記:情けないですが、捕獲&病院でのうしくんの表情が忘れられません。
申し訳ありませんが憂鬱な気分が晴れませんので、当分皆様方への訪問はnice!の押し逃げのみとさせて頂きます。
何卒ご了承頂きたく存じます。